保育学生

保育園実習の目標設定の具体例を紹介!課題内容や学びたいことをはっきりさせちゃおう!


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こんにちは。

保育心理士のユウです。

保育園実習をするにあたり、将来の保育者を育てるという思いから実習先の保育園は受け入れをしてくれます。

学生側も将来、必ず保育者になるという強い意志とモチベーションは欠かせませんね。

「どうせ、実習の評価・成績が悪くても、なんとか単位だけとれればいい」とか「資格とるためだから」といった実習に対する意識・感覚を持っている学生も少ないないです。

 

学生は不安や悩みから現実逃避をおこすこころの状態があります。

そこで、このサイトでは実習自体がどのような意図あるべきかをねらいや具体例を理解した上で、自分のレベルに合わせた「学びたいこと」を目標設定するポイントを現役保育士がしっかり教えます。

 

また、課題内容についてもきちんと把握することが大切です。

今回は保育園実習の目標設定の具体例を紹介し、課題内容や学びたいことについて迷わないようにポイントをまとめました。

保育実習の詳しい内容は?

保育園実習

保育実習の目的って何?

保育実習は、養成校で学んだ学習をもとに、実際の現場で子どもとふれあい、先輩である保育者とともに保育を体験できるめったにない機会です。

 

保育園実習で感じたことや課題と向き合うことで保育者としての心構えを心に留めることや技術を向上することが目的です。

保育実習の期間はいつから?どんな内容?

  • 保育実習ⅠⅡⅢに分かれ、合計30日以上(10日以上×3回)の実習が必要。
  • 保育所とそれ以外の福祉施設でそれぞれ10日から12日間(保育実習Ⅰは必須)
  • 保育実習Ⅱ(保育所)と保育実習Ⅲ(施設)は選択

 

ちなみに福祉施設での実習は乳児院、児童養護施設、母子生活支援施設、障害児入所施設、児童発達支援センターなどがあります。

 

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なぜ、保育実習で目標設定が必要なの?

保育園実習

実習目標次第でその先の実習の得られる経験の質が大きく変わってくるので、目標設定はとても大事です。

  • 目標設定によって実習で得られるものの大きさが変わる
  • 自分ができている点や反省すべき点が分かる

 

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保育園実習の目標設定のポイント!

まず、実習全体を通して「学びたいこと」を整理します。整理する手順とポイントを紹介します。

  1. 実習で学びたいことをいくつもあげてみる
  2. 1であげた学びたいことを具体化する
  3. 具体的になった学びたいことを整理し、順序立てて文章にする

学びたいことはあなたの興味や関心があることや実習の目的から選ぶのがよいです。

学びたいことが抽象的だとわかりにくいので具体的にして自分の中で明確にします。

 

ただ、学びたいことを噛み砕いて並べただけではわかりにくいので、整理するといいですね。

その上で、保育の5領域(健康・人間関係・言葉・表現・環境)を意識すると実りのある保育実習になりますよ。

 

保育の現場では、5領域が保育活動中だけでなく食事や睡眠、排泄、絵本の読み聞かせなどあらゆるときに細かく配慮されているということを考えれば、目標も設定しやすいですね。

◆参考◆学生がわかりやすいと評判!保育園実習の目標設定や日誌のねらいについてさらに詳しくはこちら!

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保育園実習の目標設定の例をわかりやすく紹介!

それでは、具体的に現役保育士が保育実習の目標を設定する際の具体的なポイントを紹介します。

保育園実習における目標設定のポイント
  • 保育士として、保育園ではどのようなことが求められているのか。
  • 保育で大切にしていることは何かを意識して観察する。
  • 学びたいことをわかりやすく書く。
  • 学びたいことを具体的に書く。
  • 実習先の特色を踏まえて目標を設定する。
  • 実習の段階を踏まえて課題を設定する。

保育園実習に入る前には実習先でオリエンテーションがあります。

 

ここでは、園側から簡単な保育園の説明や実習中に注意してほしいことについて説明を受けます。そして、実習先を事前に調べることで保育園での保育観を理解するきっかけになります。

 

それによってあなたの実習課題を設定するきっかけにもなるので、実習先への調査は大切です。

実習の段階に応じて目標設定をします。実習の経験が進むにつれて実習の目標も変わります。

 

年齢・クラスによる目標は保育者と相談してから決めることもある

月齢差による発達過程の差があることを踏まえ、どのように対応を変える必要があるのかを知る。

年齢が低いほど個人差が大きく、成長の度合いも異なるため、年齢やクラスによる実習目標は指導する保育士と相談しながら設定しましょう。

 

実習時の子どもの特性なども聞いた上で適切な目標を設定することで格段と保育からの気づきが違いますよ。

保育者のかかわりを具体的に書けると実習の学びが深まります。

  • 0歳児
    安心した保育生活が送れるように、よく言葉がけをしながら笑顔を絶やさずに関わる
  • 1~2歳児
    興味を示した時には、一緒に興味を示し、言葉の獲得ができるよう色や形・物の名前を覚えられるようゆっくりと伝える。
  • 3~5歳児
    保育活動や遊びに夢中になっている時には集中や注意を途切れさせないよう、声はかけずに待つようにする。「見て、できたよ!」や「できない」と訴えてきたらその時にその気持ちに共感し、必要であれば具体的なアドバイスをし、“最終的には自分でできた“という成功体験へとつながるようにさりげなく導くようにする。
食事の場面
  • 0歳児
    「給食をあげる時のペースや咀嚼の促し方など食事介助の配慮すべきところを学び実践する」
    「もぐもぐゴックン」「おいしいね」と言葉がけをし、食べることの楽しさを共有する」
  • 1~2歳児
    「食べることの楽しさを体感できるように、雰囲気づくりや声掛け、盛り付け方などどのような工夫がされているのかを知る」
  • 3~5歳児
    「もともと少食の子には給食が嫌いな時間とならないよう配膳の時に少なめに盛り付けをし、完食した時には十分にほめる。

さらに、具体例を示すと、

  • 1日の流れをつかむ。
  • 子どもの名前と顔を覚える。
  • 月齢の違いを把握する。
  • 遊びの様子や友だちとの関わり方を知る。
  • 園環境の配慮や工夫について学ぶ。
  • 子ども同士の関わり合いをよく見る。
  • 子どもにわかりやすい言葉掛けをする。
  • 保育者の言葉掛けの仕方を学ぶ。
  • 立ち位置や目の配り方を意識する。

などがあります。

実習の目標(ねらい)は多くても2つまでで十分ですよ。

 

前日のうちに指導担当もしくは担任の先生に1日の予定を確認し、なるべく具体的な目標を決めておきましょう。

保育者の援助の意味を考えよう

子ども同士の喧嘩や怪我などトラブルが起こったとき、保育者がどのように対応しているのかを見て学ぶ。

「保育者の言葉がけを学ぶ」という目標を立て、保育者の言葉かけと同じようにしてみようとする実習生を見かけます。

 

保育者の言葉や行動そのものを真似しただけでは、子どもの真の姿に応じた援助とはなりません。子どもの行動には必ず意味があります。

子どもの気持ちを汲み取り、その行動の意味を読み取ることで、共感的なかかわりや、子どもの心が揺り動かされる関わりができるんです。

 

保育者の何気ない言葉がけひとつをとっても、子どもからのサインを受け取り、それに対して「ねらい」をもって行っていることに気づくことができるんですよね。

子どもが発するサインは言葉だけではなく、視線、声のトーン、表情、仕草など非言語的なサインもありますよ。

連絡帳や登下校時の保護者との関わりでどのような点に留意し職員間で共有しているのか、具体的な子育て支援を学ぶ

季節や時期による目標から絵本や歌などにつなげよう

園週散歩や公園に行った時には、季節を楽しめるような遊びや声かけを意識する。

  • 季節が秋なら落ち葉や虫などに関連する絵本や声がけをする
  • 子どもが好きな歌をうたい、一緒に楽しむという目標を立てたい場合、好きな歌→季節の歌に変える

学校の図書館で季節に関係する絵本や手遊びを調べて、読めたり、表現したりして事前準備をしっかり済ませておくと気持ちにゆとりをもって日々の実習に臨めますよ。

 

どの季節のどの時間帯に、どのような保育の流れの中でどのような絵本や歌を楽しんでいたか、そのときの子どもたちの反応はどうであったかを記録に残していくと今後の保育に活かせまるので実践してみてください。

反省点、気をつけようと思ったことを目標にしていく

反省会で指摘された点や指導を受けたことは必ずメモをとり、日々の実習を振り返る中で実習の課題やねらいを修正し、加筆してより実際にあった具体的な実習の課題やねらいにしていきます。

 

ただ、メモをとることに夢中になり、目の前で子どもが転んだことも気づかず、保育者から「近くにいましたけど、子どもの様子を見ていましたか?」とたずねられても答えられないってことはないようにしたいですね。

メモに頼り過ぎない3つのポイント
  1. 一日の目標に沿った出来事があれば頭にメモをしていく。
  2. 常に「なぜ」を考える癖をつけることで気づきが持て、心に残りやすくなる。
  3. 主体的に子どもや利用者にかかわることで印象に残る場面を増やしていく。

心を動かしながら自分の意思で保育に関わることで印象に残る場面は増えていきます。そうすれば、自然と頭のメモは埋まっていくはずです。

 

この素敵な瞬間を書き留めておきたい」と思うことで新鮮な情報を頭に残すことができますよ。

実習先によってはメモをとることは禁止していることもあるので事前に確認が必要です。

また、子どもたちの興味のある遊びに着目し、年齢にあった活動を考えられるようにするとよりいいですね。

保育実習の目的、目標、課題、ねらいの違いは何?

  1. 目的: 保育実習になぜ行くのか、保育実習で学びたいこと
  2. 目標: 目的を達成すために設けた目あてのもの
  3. 課題: 目標を達成するために自分に具体的な行動を課すもの
  4. ねらい: 保育を通して子どもが身につけていくことが望まれる、心情・意欲・態度など

保育実習は、子ども、保護者、職員同士の関わり方を、実際に体験することによって、保育士の実際の仕事を学習し、体験することがてきるチャンスの場です。

そして、社会人になるための前準備という目的もありますし、保育園でどんな保育をしたいか、自分はどのような先生になりたいかなど、自分の志望動機や意志を具体的にイメージする絶好の機会です。

 

柔軟な視点で、机上の学びでは得ることができないを経験を得てくださいね。

ただ子どもと関わればいいものではない!だからこそ、保育士になる前に知って欲しい!

以上、保育園実習の目標設定の具体例と課題内容や学びたいことを明確にする方法についてでした。

 

実習中は保育者と子どものかかわりだけではなく、保育者と保護者のかかわりにも注目してほしいです。

保育者と保護者とのかかわりをさり気なく観察することで何気なく交わしている会話の中にも、保育者の何らかの意図があるので、そこからも保育実習の目標になるヒントが隠れているこは少なくありません。

 

まずは、あなたの学びたいことを整理することで保育園実習の目標や課題を決めましょう。

そして、実習中のあなたのかかわりや保育者のかかわりから実習の目標や課題を設定すると迷うことなく充実した保育園実習ができますよ。

 

このサイトで紹介したポイントを参考にして、役に立てたなら嬉しいです。

保育園実習で設定保育指導案の書き方については、こちらもご覧ください!

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