保育士

1歳児の個人記録の例文【10月・11月・12月】の書き方やねらいは保育のプロお墨付き!

「個人記録、どんな風に書いたら良いのかわからない」
「毎月書いているとだんだん書き方が合っているのか不安になる」

個人記録の書き方に悩んではいませんか?

その気持ち、よくわかります。
私自身も保育士として働いている中で様々な書類を作成しています。
その中で個人記録を作成しているとき、特に悩みながら時間をかけて書いています。

個人記録は学年が変わる際の引き継ぎでも使用されますし、そのためには他の保育者が読んでも、その子どもの成長や発達状況がイメージできるように作成しなければならないと思います。だからこそ難しく考えてしまいますよね。

個人記録の書き方に悩んでいるあなたに向けて、この記事では【1歳児】の【10月・11月・12月】に合った「こどもの姿」「ねらい」「環境構成と保育者の配慮」を【低月齢・高月齢・共通】の3つに分けてお伝えします。

私が実際に使っていた文章例もご紹介しますので、最後まで目を通してもらえると嬉しいです。

1歳児|個人記録例文の10月

子どもの姿|低月齢、高月齢

子どもの姿は前月の様子を記入します。

10月の個人記録を書く場合は『9月』の子どもの姿を書きます。

【低月齢:1歳7ヶ月~2歳0ヶ月】

  • 遊んでいる中で、気に入らないことがあると友達を押したり、腕をかもうとする
  • 着替えやおむつ替えを嫌がるようになる

例:1歳9ヶ月男児

  • 自分でズボンを履きたい気持ちが強く、援助をしようとすると怒る
  • しかし集中力が続かず、履いている途中で遊びだしてしまう

【高月齢:2歳1ヶ月~2歳6ヶ月】

  • 着替えや支度をするときに保育者が援助をすると「自分でやる」と拒否をする
  • 呼びかけに返事をしたり、友達の名前を呼びコミュニケーションをとっている

例:2歳6ヶ月女児

  • おむつ・ズボン・靴下・靴の着脱が自分でできるようになり、進んで着替えに取り組む

共通

  • ボール遊びや追いかけっこなど、体を動かすことを楽しんでいる
  • こぼすこともあるが、自分でスプーンやフォークを使って食べるようになる

ねらい|低月齢、高月齢

こどもの姿に記入した内容から、次はどのような姿を目指していくのかを【ねらい】としてたてていきます。

【低月齢】

  • 気に入らないことがあったときはしぐさや言葉で相手に伝えようとする
  • 着替えやおむつ替えを通して快適になることを知る

例:1歳9ヶ月男児

  • ズボンの着脱に最後まで取り組む

【高月齢】

  • 着替えや支度を積極的に行い、自分でできた達成感を味わう
  • 友達とのコミュニケーションを楽しむ

例:2歳6ヶ月女児

  • トップスや肌着の着替えに挑戦する

共通

  • 手足を使った運動遊びを楽しみ、十分に体を動かす
  • 食具を使って、食べることを楽しむ
  • 環境構成と保育者の配慮 低月齢・高月齢

このように、ねらいをたてた上でどのような環境を設定し、また保育者がどのように配慮をすれば達成できるのかを考えて、記入をします。

保育心理士 ユウ
保育心理士 ユウ
私は1つのねらいに対してこの環境構成と保育者の配慮で2つ書いたりすることもあります。

具体的な内容をまとめることによって、保育する中で子どものねらいを達成するにはどのように配慮したら良いのか動きやすくなると思います。

環境構成と保育者の配慮|低月齢・高月齢

【低月齢】

  • 本人が伝えたい気持ちを代弁し、そばで遊びを見守りながら嚙みつきなどのトラブルが起きないようにする
  • 嫌なことがあったとき、どのように相手に伝えたら良いのかしぐさや言葉を伝えていく
  • 事前におむつ替えや着替えをすることを伝え、本人のタイミングで行えるようにする

例:1歳9ヶ月男児

  • 着脱が難しい場合は本人が不快に思わない程度に援助を行い、自分でできたことへの達成感を味わえるようにする

【高月齢】

  • 自分で着替えに取り組む気持ちを尊重し、必要なときは本人が不快に思わない程度に援助を行う
  • 友達と話すことや一緒に遊ぶことが楽しめるように会話や遊びのきっかけをつくっていく

例:2歳6ヶ月女児

  • 意欲的に着替えをする姿を見守っていく
  • トップスや肌着の着脱の仕方を伝えて、必要なときは援助をして自分で着脱することに慣れていけるようにする

【共通】

  • 砂場道具やボールなど、手足を使った遊びに必要なものを用意して、環境を整える
  • 遊び方を見せながら模倣して楽しく遊べるようにする
  • 自分で食べている姿を褒め、食具を使って食べることに慣れていけるよう見守る
  • 食具を使うことに慣れてきたら正しい持ち方を伝える

1歳児|個人記録例文の11月

子どもの姿|低月齢、高月齢

【低月齢:1歳8ヶ月~2歳1ヶ月】

  • 特定の友達とだけ手をつなごうとして、他の友達とは手をつなごうとしない
  • 保育者の言葉を真似しようとする

例:2歳1ヶ月女児

  • 食事でスプーンに収まる量でご飯をすくうことができず、こぼれてしまう

【高月齢:2歳2ヶ月~2歳7ヶ月】

  • 遊んでいて楽しくなると気持ちが高まり室内を走り回るなど、落ち着かなくなる
  • 友達のお世話をしようとして、友達の靴下や靴を履かせようとする

例:2歳7ヶ月女児

  • 友達とごっこ遊びをする姿が多くみられるようになったが、本人の思い通りに遊びができないと怒って泣き崩れてしまう

【共通】

  • 階段や段差の昇り降りを繰り返し楽しんでいる
  • 指先を使った遊びを楽しんでいる

ねらい|低月齢、高月齢

【低月齢】

  • いろんな友達と手をつなぐことの喜びを知る
  • 言葉を真似ることで言葉の意味を理解する

例:2歳1ヶ月女児

  • スプーンの使い方に慣れていく

【高月齢】

  • 室内では落ち着いて過ごす
  • おままごと遊びでお世話することの楽しさを知る

例:2歳7ヶ月女児

  • 友達と一緒に遊ぶことを楽しむ

【共通】

  • 遊具でたくさん体を動かし、満足するまで遊ぶ
  • お絵描きやシール貼りなど卓上遊びを楽しむ

環境構成と保育者の配慮|低月齢・高月齢

【低月齢】

  • 散歩のときだけでなく、室内でも遊ぶ際に遊びで手をつなぐ練習を行うことで、色んな友達と手をつなぐことに慣れていく
  • 全体でも日々色んな友達と手をつなぐようにして、本人だけでなくクラス全体でも手をつなぐことに慣れていく
  • 読みきかせや手遊びなど、言葉の真似をしやすい環境を心掛ける

例:2歳1ヶ月女児

  • 保育者と一緒にスプーンを持ち、スプーンに収まる量を覚えてもらえるようにする

【高月齢】

  • 落ち着かなくなったら遊ぶ部屋を変えたり、園内を散策するなど、環境を変えることで気分転換を行う
  • 室内では走らないことを繰り返し伝えていく
  • 靴下や靴を履かせられることに友達が嫌がっている場合は、違うことのお手伝いをしてもらうように声をかける
  • おままごと遊びを取り入れ、お世話することの楽しさを味わえる環境を作る

例:2歳7ヶ月女児

  • 保育者が仲介に入り、本人と友達のやりたい遊び方を言葉で代弁し、どのように遊んでいくか一緒に決めながら楽しく過ごせるようにする

【共通】

  • 正しい遊具の使い方を伝えて、十分に体を動かして遊べるようにする
  • 室内遊びで巧技台を使って昇り降りできる遊びを用意し、昇り降りを遊びとして取り入れる

1歳児|個人記録例文の12月

子どもの姿|低月齢、高月齢

【低月齢:1歳9ヶ月~2歳2ヶ月】

  • 遊んでいる時に突然、友達に話しかけられると嫌がることがある
  • おもちゃを投げるなど、遊びこめていないときがある

例:1歳11ヶ月男児

  • 「やって」など保育者の真似をして言葉がでるようになる

【高月齢:2歳3ヶ月~2歳8ヶ月】

  • 言葉の表現力が豊かになり、友達の様子や自分の気持ちを言葉で伝える
  • 気温が下がってきて排尿の間隔が短くなり、トイレに間に合わないことがある

例:2歳6ヶ月女児

  • おもちゃを独占しようとして、友達と取り合いになることが多くなる
  • 友達にとられてしまうと泣き叫ぶこともある

【共通】

  • 気温が下がってきても戸外では遊具で遊んだり、友達と一緒に体を動かして遊んでいる
  • 自ら進んで手を洗う姿が見られるが、洗い残しや拭き残しがある

ねらい|低月齢、高月齢

【低月齢】

  • 友達と一緒に遊ぶことの楽しさを知る
  • お気に入りの遊びを見つける

例:1歳11ヶ月男児

  • 簡単な言葉のやりとりを楽しむ

【高月齢】

  • 自分なりの言葉で発言することを楽しむ
  • 尿意を感じたらすぐに保育者に伝えてトイレに行く

例:2歳6ヶ月女児

  • 友達と一緒におもちゃを使えるようになる

【共通】

  • 寒さに負けず、十分に体を動かして遊ぶ
  • 手の洗い方を改めて知り、丁寧に手を洗う
  • 環境構成と保育者の配慮 低月齢・高月齢

【低月齢】

  • 1人遊びに集中しているときは、様子を見守る
  • 1人遊びが終わったタイミングで声をかけ、友達と一緒に遊ぶきっかけを作る
  • 保育者がそばにつき、遊びを発展させ楽しく遊べるようにする
  • おもちゃを投げることはよくないことだと繰り返し伝える

例:1歳11ヶ月男児

  • 「どうぞ」「ありがとう」や挨拶など簡単な言葉でやりとりを増やし、話すことを楽しめるようにする

【高月齢】

  • 本人の話すことに耳を傾け気持ちを汲み取り、共感し、話すことが楽しいと思えるように環境にする
  • 絵本などを通して、トイレに行きたくなったら先生に伝えることを目で見て理解できるようにする
  • 排尿の間隔を把握し、少し早めのタイミングで声をかけるようにする

例:2歳6ヶ月女児

  • 保育園にあるおもちゃは皆が遊べるようにするためにあることを伝える
  • 本人のみが遊んでいるおもちゃであればそのまま様子をみて、友達が寄って行ったときは仲介に入り、一緒に楽しく遊べるようにする

【共通】

  • 天気や気温を把握し、衣服を調節する
  • 準備体操や体を動かす遊びに誘い、きっかけをつくる
  • 手の洗い方を見本で行い、わかりやすい言葉で伝えていく
  • 手洗いしているときに見守り、必要であれば援助をする
  • 自分で上手に洗えているときはその姿を褒めて自信に繋げていく

1歳児の個人記録は例文を参考に分かりやすく書きましょう

1歳児【10月・11月・12月】の個人記録の例文でした。

個人記録の書き方には、コツが入りますよね。

しかし、コツを押さえることで、驚くほど書きやすくなります。

保育心理士 ユウ
保育心理士 ユウ
ぜひ、10月、11月、12月の1歳児の個人記録の例文を参考に、あなたも素敵な個人記録を記していてくださいね!

なお、他の月の個人記録についても、使える例文をコチラでまとめています。

【1月・2月・3月】の記事には、個人記録を書きやすくするためのポイントもまとめているので、ぜひ一緒にご覧になってみてくださいね。

簡単にお伝えすると、こういった4つの方法を解説しています。

  1. 子どものできたことをメモに残しておく
  2. 日誌に印象に残った出来事を書く
  3. 保育所保育指針に書いてある5領域を意識する(健康・人間関係・環境・言葉・表現)
  4. 衣食住から考えてみる

1歳児の個人記録を書くのに悩んでいるという方は、ぜひチェックしてください。

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