こんにちは。保育心理士のユウです。
赤ちゃんの寝つき、寝かしつけの問題って子育て中の悩みランキングNo.3に入るのではないでしょうか。
赤ちゃんにぐっすり眠って健康に過ごしてほしい思いと共にお母さんもとにかく安定した睡眠が取りたい!!まめママも娘2人の赤ちゃん時代、今夜こそはゆっくり寝たい、、できれば朝まで、、と切に願っていました。
赤ちゃんの眠りにはいろんなタイプがあるようです。
お布団にゴローンとしているだけで自分で眠りにつける赤ちゃんもいればお母さんの抱っこで安心して眠りにつき、抱っこから布団へ降りるとぱちっと目が覚める赤ちゃん。
今回は眠りにつく前にゴロンゴロンモゾモゾと動き回りひとしきり動いた後にコテンと眠るタイプの赤ちゃんについてその理由を調べてみました。
赤ちゃんが寝る前に動き回る理由は?
寝る前にただ無意味にゴロンゴロンしているわけではなく、赤ちゃんなりの理由があるようです。
赤ちゃんは日々寝る前に同じルーティンをこなすことで安心して眠りにつくことができます。
・寝室に移動して安心できる布団の上で快適な場所を探して動き回り心地よくなって眠る
・寝室に移動して絵本を読んでもらって、お気に入りの毛布を口元に当てて安心して眠る
このルーティンを家庭で好きなドラマを見てしまったり、友だちとの会話に華がさき長話になってしまったりして、大人の事情で崩れてしまうのは避けたいところです。
また、特別賑やかな夜を過ごした後だと脳が興奮してなかなか寝付けなかったり、不安になって夜泣きをしてしまったりするようです。
赤ちゃんのゴロンゴロン、見ているとあっちに行ったりこっちに行ったり、眠っているの?起きてるの?と心配になるかもしれません。
ママはそっと見守ってあげるのが良いのではないかと思います。
もちろん危険のないように周りの環境を整えた上でですが。
そう考えると保育園に来ている赤ちゃんはお昼寝の寝つきがとってもいいんですよね。
保育園生活に慣れた子どもたちってお昼寝の時間になるとだいたいの子が布団に入って保育士さんのトントンや子守唄でスーッと眠りにつきます。
中には体質的に眠りにくい子がいますが園で生活するうちに、給食を食べてお着替えして、布団が敷かれたら横になってみんなでお昼寝、、、のルーティンが染み付いてくるとそのうちに眠れるようになるんです。
なのでゴロンゴロンし始めたらもうすぐ眠りにつくっていうルーティンができているのはもしかしてラッキーなのかもしれません。
寝るまでほっとく前に姿勢や向きのポイントは?
赤ちゃんがゴロンゴロン動き回る理由にもう一つ思い当たるのは室温です。
赤ちゃんは新陳代謝が良く、大人が快適だなーと感じていても実は汗をかいて寝苦しいなんてことも。
布団をかけても次の瞬間には払われて夜中に何度も目が覚めるのは心配しているママの方。なんてことはありませんか?
眠くなった赤ちゃんは体温がぐっと上昇します。
寝入りにゴロンゴロンする赤ちゃんはもしかすると、暑くて不快になり、より涼しくて快適な場所を探して動いているのかもしれませんね。
もしくは布団をかけて眠るという考えは諦めて夏なら上のパジャマをズボンにしっかりしまってお腹が出ない格好で。
冬ならパジャマの上にスリーパーを着て。と衣類で調節するとママも安心して眠れるかもしれません。
ひとしきり動いて寝る位置を決めるとそれからしばらく赤ちゃんは深い眠りに入ります。布団をかけるポイントはここですね。
また生後6ヶ月頃まで赤ちゃんの頭蓋骨はとても柔らかく、頭の形が変形しやすい時期です。
赤ちゃんによって寝付くと必ず同じ方向を向いていることってありますよね。
これは向き癖といいます。
赤ちゃんは産まれてくるときにぐぐっと大泉門を閉じて頭蓋骨を縮めて産まれでてきます。
その時に強い力が加わるので頭蓋骨に若干の歪みが生じます。
自然に歪みは直りまぁるい頭になるのですが、眠る時に頭が安定する部分をいつも下にして眠っていると、柔らかい頭蓋骨のそこだけが平らになります。
その後、頭蓋骨が頑丈になっていく過程で頭の形が歪んだままになってしまうこともあるのです。
それを防ぐために寝入った赤ちゃんの頭の向きをいつもと反対側に傾けてあげたり、右半身を下にして眠る癖のある赤ちゃんなら左半身が下になるように体勢を整えてあげることで次第に向き癖を解消することができます。
市販のドーナツクッションや向き癖用マクラを使ってみるのもいいですね。
もうひとつ、ゴロンゴロン動き回るための安全なスペース確保が必要ですね。
危険がないように布団の上に硬いものがないか、ベッドの場合は落ちる心配がないようにベッドガードをしたりといった対策をしておくと良いと思います。
寝返りをして間もない赤ちゃんはクッションや布団が頭もとにあると寝返りをした先で窒息といった危険があります。
ママやパパが眠らずにずーっと見守るなんてことは不可能ですし、親の健康上、また精神的にもよくありません。
安心、安全に眠れるように弾力性の少ない布団で赤ちゃんの頭の周りにはできるだけ何も置かず危険を避ける寝室環境を作ってみましょう。
赤ちゃんが寝る前にやるべきことは?
前の項目でお話したように寝室の温度チェック、安全確認は赤ちゃんが眠りにつく前にしておきましょう。
眠る1時間前にはTVを消して寝室を薄暗くするこてで赤ちゃんの眠りスイッチが入りやすいようです。眠くなってきてゴソゴソ、ゴロンゴロンし始めたらそっと見守ってあげてくださいね。

まとめ
赤ちゃんが眠っているのかいないのかわからない状態でゴロンゴロン、モゾモゾと動くとどうしてしまったのかと不安になるかもしれません。
でもある程度のゴロンゴロンは心配せず、赤ちゃん自身の眠る力を信じて暖かく見守ってあげてください。
・赤ちゃんは自分の安心できて快適な姿勢や場所、温度を探している。
・その行動によって赤ちゃん自身の眠りスイッチが入り安心して眠れる。
・パパやママができることは室温や衣類を赤ちゃんが快適な温度に調節し、危険がない睡眠環境を作ること。
・向き癖がある場合は深い眠りに入った段階で姿勢や頭の向きを変えてあげることで頭の形の歪みを防ぐことができる。
今回紹介したポイントを取り入れて、パパもママも赤ちゃんも快適にゆっくり眠れるようになるといいですね。
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